軌道上の自己恋愛においては
どこまでも耳障りなこの悲恋の音色!
あなたとみるための羽毛夢だよ
一言で生きていけるのに
白い鳥の群れで眠る
結び目にカンパニュラ
自分の気持ちに嘘をつかないことで、なんで後悔なんてしなくちゃいけないんだ
なまの空気で息をした。
あなたを汚したらいけませんね
届かない恋じゃない、送らない恋なんだ
薄い白濁の中あなただけを待っていました
鉤爪で求愛
ほほえみで色がつくような単純さ
丘の上に立つ
のどが鳴るほどに真っ直ぐな目をしている
もう二度とあの人を見てほしくないです
チャックフォーエバー
そんなに解きたくないですか?
現実を伝えるのはあなたと僕にとっていちばん大きくて切ない
(はなしたく、ないです)
浸け込む僕は腐っていく
何故ってそれをあなたが聞くんですか
憂鬱であることの必須条件
「僕の脚を鳥にはできません。」
スカイブルーの睫毛
無いものねだりの共通点
夢見ることは悪いことだと
言い出しっぺにカンパイ
俺の大好きな一途で秘めた、あの顔で笑って下さい
触れたすべては汚れたと思い込んでいました
薄紅色のあなたの色で汚いものはなにもありません。
まっくろひまわり
鼓膜も眼球も抉り出してしまいたいです
正午の空気を吸う
道徳と薄っぺらい良心が僕を駄目にしていく
絡みついた手に否定はできない
情月の候
あなたじゃなくお前とともに飛び込めたらどれだけ楽だったことか!
暮れない夜を知らないのに
ぴじょん・びじょん
不休の天体観測所
愛してるよ、汚い人。
慣れた手つきで俺をいたわる
約束はいつだって君を泥棒にする
完璧主義に拒絶した
寂しいなら俺のせいだと偽って、ハニー
君を見てくれない目が好きかい
耐えようもない罪悪感を愛しているんだ
コップ一杯の感謝で腹はいっぱいさ、
コーリング・フォー・ヒム
俺と君はたったひとつじゃないか
不夜城に叫ぶ
この一言に人間は面白い感情を込めるなあ。
空の野原で捕まえる
あいさつは無しのレター
だれかを思う君よりも長く、君を思ってきたよ
うなずいてくれれば花が咲ける
つばさはもいであげる
脳みそを頂戴
亡霊に同情はいらない
ファンタジーの入り込む余地なんかない
暗闇で条件はクリア
朝焼けはアイマスクを透かして
静寂の一夜
お前のことだけ思う瞬間が確かにあった
川の岸辺で鳥を焼いた
君が好きですなんて誤訳は聞きたくない
ほしいけど、手に入るならいらない
青い太陽と赤い月の祝詞
残り物の君がいいんだよ、なあ
夢が見せてくれたものがないんだ
スリーピング・ビューティ。心中お察しするよ
俺が好きな君は目の下が腫れてる
(万物の王に君を即けよう)
合計で6,570夜を見届けてきて
爆発物を飲み込んだ
おかえりなさい。汚れた顔はぬぐったほうがいい
噴火口でウエディング
ピリオドで始まる生活
「追いかけることが苦にならない人間なんだよ」
優しくない人になりたい
悪夢で君は微笑む
毛布を取って、一度だけうそをささやいて