何も言わないのは罪だと、昔奥深い森で俺にささやいた老人がいた。
比べられたって融かせない
キリンの下で世界を変えてくれ
少年は白鳥を打ち落とした
そうやって押し付けるところが嫌いなんだ
23個目のミサイルは君の顔に直撃
一緒に居れる孤独
最後にそこにあるのが絶対に俺を許してくれないんだ
forgive-me-not
かみさまみたいにやさしい
なにをしてくださったって僕が返事を返すのは
ストロベ・リング
苺の寵愛を頂戴
持続性のある永遠が手にあって
肺で咲くジンチョウゲ
(愛じゃなくたってかまわないんだ)
君の墓を掘り返していたい
桃色の息を吐いては、
口が動いてくれないんだ
こんだけの才能ならあきらめればいいのに
ずっと俺を憎んでいてよ
さっぱりしたもの
籠に入れられないなら羽をもいでやりたいのに
正しすぎる世界の中心の人
灰色80%の鉛筆で綴る
顔を見たらきっとまた毒吐くよ
「すみません。俺のそばにいてくれて」
あそこにいたほうが綺麗だったね
間違えはいつだってたった一つ
来世までの待ち時間
くしゃくしゃに撫ぜる
二本足の俺の友達
同じ形だから好きってわけじゃないんだ
たわいない話のたわいない秘め事
だってそうでもしないと傷つくだろ
人差し指の血を締めて
青い壜に懐かしい雨を溜めよう
星だってお前ごと抱きしめて見せるさ
謝るくらいなら笑えっつーの
丸い舌
へいねつのくらくら
文字だって曲がっちまうのに
数多の羽の中
恨んだことだってない(罪であるはずなんてない)
都会の芳香
何がそんなに人間を追い詰めるのか
バード・ナイトデイ
さかのぼる夕日道
求愛行動だって驚くほど明確
ジゴクでだって胸を張れ
のどに詰まったから涙が出るんだ
愛紙(まながみ)
ほんの埃ほどだって強い俺じゃないよ
最後の行き先はネオンたちの故郷
実感はいつだってある
流れ星に入りたいのに