春葬送
君の婚姻届けは国宝
無糖な日々
すみれのこいぐすり
人が生きてる美しさ
爪を切るのが愛の確認
ドウダンツツジのマッチ棒
のど奥の銀河
人は変わってゆくことを知っていて、それは決して悪いことではないと私は思ってるからだよ
あたしの中だけで熱くなって

きれいな裸にお金を払う
変わりのない日常を生きてくれるだけであなたが好き。
一生の恥なんてないよ
どうしてどうかしてたの
膿みをなめる
私の足なら地に根付いてる
全人類の私だもの
こびりついたらとれないよ
筋の通らない筋肉だって
「感動的な言葉だけで人生はできてないでしょ」

死のうと思えば死ねるのに
うっとりうとうとうとましい
雑草って呼んで
小人の死
あなたの巣で捕えて、離さないで
好きな音楽はわからないけど好きな人ならあなただよ
女の子のにおいの指
大惨事世界大戦
一番かわいいから泣いてしまう
自慰は赤い
嫌いって三回しか言わないで
皮膚がはがれれば血が出る
隣の家の虫けらを深く考えたりしないでしょ
わるいこときづかないまま
もう絶対やさしくしないで

アンダルシアは神の国
あれは悪魔のささやき、淫靡な禁断
ふるえる足で立ってきたこと知ってるから
お願いだから何もしないで教会で祈っててこれ以上傷つけないで
あなたは白百合よダーリン。
何人も私を殺したくせに
君の一言が僕にとって神様だった。
あったかいからなにもしないでいいんだね
人間やめるってことかしら
きっとなにもかもが僕らを許さないだろう

無知な僕が全知の君に
ただそこにあるだけということ忘れていたな
セミのように短いね
不快だから呼吸をあきらめてちょうだい
ばら色何色