もう帰らないと知った恋を忘れて、お前を育てる苗床に俺はなるよ。笑ってくれ、いとおしい子。
海洋太陽
青さに波打つこの肌の震え!
宗旨替えのお時間だ
ビビッド・リビドー・エメラルドグリーン
そこにあるのがお前のための
足の上の願望
レモン=マーマレードの解答
甘すぎないのがいいんじゃねえか
仰ぎつづけて時刻は日暮れに
青色の悪魔は空中に腰かけて
とこしえの苗床
「どうにも形容できねえ表情だねェ」
さて、その絶望をくれないのなら気づかないままに死んでいくよ
二、三個のほこりをかぶった罪状
呪いの形に名前をつけたら
眠らないで握手をした
君だけが呼ぶ俺の名を、もう何年聞いていないことだろう
キャプテン・エタニティー?
代涙の火吹き屋
海とも空とも言えぬ。
あれほど犠牲にしたものの一片だって帰ってこないよ
それでも青色だけを食べた
ノンヘンノンリバー
いとおしい子、何も心配することはない。おまえだけがおれの愛だよ。
光数多、咲く庭のカンパニュラ
俺の残り少ない幸福がすべて、淡い色となってお前に降り注ぎますように。
(もう会えないのは知っているんだ)
包帯男はエジプトで叫んでろ
500年ぶりの浸水
どうせ終わりが来ることのない後悔なのだから
「夕陽がその色じゃなければ早くも俺は崩れていたさ」
口の人権だけは守ってみた
右肩の交通止め
赤茶色の睫毛はやけに長い
陳列ケースから逃げ出したんだろう?
それはそれは皮肉な道の上
若造のたわごとに耳を貸す暇は無いなんて嘘を吐くのはらしくないぞ
君の手の中で深海に落ちるのは幸せかもしれない
「感謝しろ若造、今から握手で呪いをかけてやるよ。」
捨てたのは大切なもの
イルカと山羊とかもめの口約束
その宝石だけでよかった
なんで悲しむのは俺じゃないんだ
毒入りのワインを飲み干すのは順番に
想人前逃亡の先
サンクス・コロンバイン
ひどく奉仕的な海賊
紳士的が口癖なのはどこのどいつだい!
耐えられないのはあの人の笑いを覚えられなかったこと
せめて40回はなじってよ
彼を枯らせた花の名は、
二十二の海を越えて会いに来てあげたよ
寂しがり屋の碇を降ろさせて
君に愛される角が欲しい
不滅を買うにはいくら必要だい
先のことを考えるのは馬鹿らしいけれど、ずっと後ろを向いていたくないんだ。
聞いてくれよ懺悔主、もはや俺だけしか呼ばない名前を金庫に入れていたんだ!
テーブルの上で流れるフォークとナイフ
その手で取っていいよ
自慢の彗星のしっぽとご対面
素材:
月影ロジック