「わかっていながらいちどもすきっていってあげなかったのね」
そこが息ができない場所だとずっと前から知っていたよ
絞めるなら一方的に
そうわかってくれるから好きなんだ
貝のため息が嫌い
恒常的にいつも追っていた
(てっきり変わらないものだと)
あなたの前では肋骨がえぐられたって笑える
サンゴ礁の細胞
6番目の保証人
金入りの髪
もしライラの歌が聞けても
息がしたい、なんて言えない
青い海を吐いた
ベッドの上で俺は呪いにかかる
箱庭のびちょびちょ
ナイフで串刺しにされるほうがまだいい
じゃあ肩を震わせて泣けば?
知らないままにスタートエンド
夜明けから日暮れまであなたのことだけを呪って生きたい
還ってゆく差別用語
ニヒリスティック・マーメイド
水がぬくい
その哀れな足を俺に見せないでくれ
光の中で過呼吸になる
エメラルドのえらをはためかせ、少年は宙を泳ぐ
物語をなぞり続けるには少々苦しい
夕陽に張りつく人
500,000,000人に1人の盲目犠牲者
人魚なら恋はできないわ
あけすけな脛にカカリア
鱗でできた教会
折られたってはいずる
精神的な暴力が好きなんじゃないの
愛の証にダンス
瞼を開かないで、その間に消えて見せるから
震える”好き”で蒸発
世界中のどこかで愛されて
呼吸困難の祈り
はだしのいそ
限界まで突き詰めた愛の形がここにあって
オウジサマを殺さなくたって、泡に成れさえすればよかったんだ。
無邪気少年のエンディングテーマ

氷みたいな俺の手を握ってくれたあなたの手は絡みついて、
ゴミ箱に捨てちゃえよ
高山病の愛
はくはくの吐息
なにか生まれた目的を覚えている?
海綿みたいな脳は空中に霧散したので俺はあなたのことだけを一生懸命考え始めることにします。
青い海のオレンジ
怖いくらい訳がわからない
秘め仕草
淵から覗いたって、そこに俺がいたなら
右耳から愛した
ああ、君はここまで至らない
ハイポクシフィリアに冷たい夜
乱読者の抜け殻
ナイフで刺されるだけなら痛がらないさ
とんでくる拳が愛にしか見えないんだ
「いらないんでしょう、わからないんでしょう? あの子を私たちに頂戴」
恋人言葉がつむげない
=で結べなくていいだろう
麻ひもの運命を信じれるくらい
次がキレイ
許せないんだライラ
なにもいわないできけよ
最後の呼吸音
バイ・バイ・ライティング
踊るフジツボの夢が。
コッケラッハ氏の庭園
白い病棟の病名
お前が歩けなくてよかった
階段下での後悔を知ってんのか
・一度だって前を向けない
蓄音機をナイフで刺せば?
唯一無二のライラ
鼓膜の振動がわかる
どうしても俺のみえないところで笑うなら
キスで骨をとって
2文字で満ち〃
手足からどろどろになりたい
お互いの理解が不可能だとうれしい
カーテンかくれんぼう
邪気まみれの君を見たくなかった
夜明けから日没まで同じ生き物でいられたのなら、薬なんて飲まなかっただろうに
どうにも情けないな
続きの言葉は悲鳴と一緒

顔のない恐怖
夢の目覚めがお前ならなけるのに
世界中でたった一人、お前を救える奴がたまたま俺だったとして。
同情もした、愛しさえした
人造失敗人間00
幸せって言えるよ。うれしいって言えるよ
相容れない構造の内臓