かなしいだけでいい
らりるれろまんす
ゆびきりころす
ぎくしゃくころす
かきむしってきしきし
したがないのもしかたない
ざくざくじくじくくるってる
きみのじゅんけつできずがつく
いかさまはいかようにもできたよ
むせびたくなるんだどうしようもないまんま
くだらないであふれかえればいいんだ
(ぼくはみらいいらない)
しちはごじゅうく
おかあさんだなんておこがましいわね
けだものなはなし
ありがとうかりんとう
ぬかづく、むかつく、ひざをつく
きみのはらわたぼくのむね
ふっくらとしたますらお
かえるけらけらみけらけら
むつごのむかご
(くらくてこわいものはなにひとつみなくていい)
みるみるうちにほころぶ
きよらかでせいれんで、はかない
すこしでもながくあわいままにしたかったの
おろおろにょろにょろ
むずかしいのはなにもうまれないこと
まやかしのかおりはふところに
しかつめらしき
かさぶらんかはゆうるり
へりくつこねまわし
からすみたいなさびしさをこのおれがひろってあげてもいいぞ
いっとうおそろしきものはなに
はいぼくのしらべ
ますとのうえでかぜをよぶのはだあれ?
じゅんけつをまもっていらっしゃる
のどのおくまでまぐま
おとなのこころでくうきをすった。
そのままわたしをかすめてよ。
ほら、あなただってむせぶじゃないですか。
どうぞわたしのどくろになって
あれはわたしののぞみではない
いつからここへ、いつまでここへ
ひとりでいっちゃあいけないよ
きみはいつだってきみでいてくれないから
そのほうがかみさまはよろこぶのよ
「いつかいつかきみもおんなじになるやもしれない」
ふしぎにむせびなき
むかしのはなしはきらいよ
(それをするのはぼくだけでいい)
らでんでらでん
さまよってつめたくて、いとおしさがこぼれだした。
あたりまえのふれあいをあげる
ただしいはんだんだぜ
きみのためといいわけをしたつたないあいだったといわせてくれますか。
「わたしはあなたのためにありたかっただけなのに」
のんあるこーるのこーひーでむせぼう
わたしからあなたをとらないで!
むかしむかし、あくまとやくそくをしたおとこがいました。
のぞむべきはすべてみぎみみのなか
なくということはやさしさがあるからできるのです。
ぼくはあなたをうらぎっていた
あさましいですね。
たったひとつのれいがい。おれの。
ばかなかがくしゃ
それはかなしいときにながすものじゃなかったの?
まだそこにいるよ
つまびきたいのに。
このおろかもの!
かわりばんこのはずだったでしょう
かみさまみたいにやさしい
さっぱりしたもの
へいねつのくらくら
はだしのいそ
(はなしたく、ないです)
まっくろひまわり
ぴじょん・びじょん
つばさはもいであげる
きみにいわれたのにできないことなんてないさ
せつなく あえいだ
うそをつくおまえはきらいだ
あなたのおとがすきだよ
どうかまだ!
ゆるしてくれなくていーよ
たしかなものをみるとふあんでしかたないの
あやめもしらなかった
あわれあわれといいながら
とろんとろんにさせる
どこで、どうして、どうやってあなたは
あなたでなけりゃだめなんことはなかったこと、きづくのがおそすぎたの。
みなみたされていたいだけ
それくらいのくるしさ
「みそこなわれてたい」
みずみずしいつばめちりばめて
あなただから、あなただけがすべきことだったのに
くちびるかみしめぱったんことりぱったんことり
もろもろのひとづきあいはあたしにはやすぎたわ
いままでにかぶったすべてのつみよりもせつないわ
ここまでぜーんぶあなたでした!
そこなしをよくしっているはず
あからさまではしたないことをしてる
あたしにとってつごうのいいだけのきみはやめていいよ
きらいになるようなことおねがいしないで
きばをもったうさぎをめとったの
どこでもないどこにでもあるここ
さといきみはいつしかほうたいおとこ
「ひょうたん、あいいれず。きみのことだよ」
あなたをあいしたわたしよ。
ほしがたのたんぽぽがほしいわ
そうね、わたしいつだってそこにむせた
もじでならべたってはんぱつしないの?
ぱらぱら、ぱらら、ん
とおくにみえればいいとおもうもの
ぱたん・ことん・さらさら・ぱたん
おたまじゃくしがいっぱい
わらってくれるならそれはそれはうれしいよ
はしれたら?
「それで、つぎになんてことばがききたいの?」
(でも、あなたのためにとっておいて)
どこにでもあるからここにはないって、そーゆーこと。
ぎきゃ
いちじくにんじんさんしょうのすえひろがり!
いちばんたいせつなひとだと あなたにつげて えいえんのなかいきるよ
「やわらかいひと」
しんじつじゃあもうなにもまもれやしないさ
つまさきからゆるゆる
なにかがおかしかったあのころ