へこさか、へこさか、ひっくり返れ
被り物の猫、脱ぎ捨てぬのなら骨まで、
みれば風花、聴かぬ花道、仰ぐ道連れ世は情け
君はただ一回だけ帰らないだけ
(二千回の朝日を迎えた中、たったそれだけのこと)
そうね、わたしいつだってそこにむせた
サワーミルク・ブレス
私いつからメロンソーダになったのかしら
そりゃあの子がそばにいたらとは思うけれども
東風帰りはまた、寒ろう
夢浮橋に待つ君を知っている
たとえのどがなくたって運命は十重二十重
「そのままママをうごかさないで、ね。」
ダンデライオンは躁鬱
もじでならべたってはんぱつしないの?
誰よりも早く鳥の卵を見つけては後ろ髪を引く手だってすり抜けてしまう、そういう子だよ
アイラヴューを忘れてて
はらと降るのはピラニアのお話
そのままひと肌を呆けては、マ・シェリ
もう二度とあたしを汚らわないで
コバルトブルーの爪は何時いつだってあなたの傷につながってるわ
タテガミガール
こーゆーときに限ってそーゆー呼び方をする!
水面下の受胎告知
堕落交わらば肺の端まで
生きるに面子のつでいくつ?
サリーダウナーに紺碧の星を
あたしなら空腹でおなかいっぱい
二兆年後のまばたきを見てきた
結局のところアダムとイヴはどこまでも胎の中
「足音のため息だってきこえないようにね!」
そこの御兄さん、面の皮が落ちてるわ
憂い、初、愛い、奴。ノン・ノン・ムッシュー
ランジェリーで染め上げて、
ページの隅っこから除くのは僕らのスペースコスモ
ユキドケ・ジュライ
きみが手を放さないの、知ってた
気にもかけないまま福音になってしまえばいい。
浄土でお前の左隣
なんとはなしに海でしにたい
見知った顔の幽霊ははなくずになってきえました
卑怯な自由だけにしばられたい
背すじをなでる彗星の亡霊
あぜ道に咲かなで
睡眠少年は消灯後の夢をみるか
くびったけワルツでアンドゥトロワ
ではどのようにしてわたくしとあなたとは閏のですか。
君に78%をかける覚悟はもってるよ
ごらん、おまえのたすけた白目の数、おまえの殺した黒目の数
二千年かけて落っこちて、すべてを悔うから待っててくれ!